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2018.09.10
注文住宅を建てる時に知っておきたい住まいの収納のコツとは
みなさんこんにちは。
新しく住まいを考えているときは、今住んでいる住まいが手狭に感じたり不便に感じたりしたときですよね。
つまり、新居では広々とした空間を楽しみたいとお考えの方が多いのではないでしょうか。
間取りをそのまま広々としたものにしてしまえば一番話は早いのですが、土地の面積や環境など、実際は制約が多いです。
そこで今回は、狭い空間の中でも収納を工夫することで、ゆったりとした空間を生み出す方法をご紹介します。
□収納方法
まず、収納方法には、どのような方法があるのかいくつか見ていきましょう。
・シューズクローク
簡単に言えば、靴箱のような収納です。
ただし、靴だけを収納するのではなく、傘を初めとする外で使用するもの全般を収納できます。
・パントリー
キッチンにある食材や飲料、調理器具を収納するスペースになります。
週末に食材をまとめ買いする方には、とても便利な収納になります。
また、炊飯器のような機材もパントリー内部に収納することで、さらに広くキッチンを使用することもできます。
・床下収納
その名の通り、一階や二階との間の空間をくり抜いて、そのまま収納スペースに当ててしまう方法です。
しかも、収納という名前でありながら、それなりの大きさのスペースを確保できるのでちょっとした子供部屋にもなり得ます。
天井高1,4m以内で1階の床面積の半分以下の広さであれば床面積に含まれず、階数にカウントされないので、固定資産税がさらにかかることもありません。
□失敗しないコツ
収納スペースの確保を意識するあまり、とにかく広いスペースを取ろうと考えている方は多いです。
しかし、ただ単に空間をとっただけでは、荷物を詰め込むだけの場所になってしまい、実用面で問題が発生します。
奥のものが取り出しにくくなるといった例が挙げられますね。
住まいの収納を考えるときには、収納スペースの量ではなく、適切な場所に適切な形で場所をつくるという質の部分が求められます。
他にも、下駄箱のような汚れやすい収納場所に関しては、汚れが落ちやすい素材を使用するといったシチュエーションに合わせた形や素材を使用することも重要です。
□おわりに
以上が収納のコツになります。
ポイントは、量より質ですね。
生活のスタイルや生活の導線を意識しながら、どこにどの様な収納スペースを設けるかを考えなければ効果的な収納を行えません。
また、収納を意識しすぎるあまり、生活スペースが少なくなってしまったら本末転倒です。
収納力の有無だけで用具を選ぶのではなく、本当に効果がある設置場所なのか、実際にそこまで必要なのか、そもそも持ち物を減らせないのかという多方面からの考察が必要になります。
収納の資格を持つ専門家に配置のアドバイスをいただくのも良いですね。
正しい収納を行うことで、低いコストで高い満足を得ましょう!