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2018.08.27

安心できる住まいのために。無垢材で建てる住まいのメリットとは

みなさんこんにちは。

みなさんは、住まいを建てるときに重要視するポイントは何でしょうか。

デザインや価格など様々あると思いますが、中でも安心して住めるかどうかという面を重要視される方も多いと思います。


そこで今回は、様々なメリットを持つ建材である無垢材を使った住まいをご紹介します。


□無垢材とは


無垢材とは、森林で育った原木から使用しやすい大きさに切り取る以外には何も加工していない、自然そのものの木材を指します。

木材と言うと、全てこのように純粋な木材をイメージされるかもしれませんが、実は近年出回っているのは、集成材と言われる板材を粘着剤で張り合わせた木材が多いです。


□無垢材のメリット


では、無垢材にはどのようなメリットがあるのでしょうか。


*高い断熱性


木の断熱性はとても高く、周囲の温度に影響を受けない空間を作り出せます。

夏は涼しく冬は暖かく保てるため、空調を使う機会が減り省エネも実現できます。


*湿度を調節


無垢材は呼吸を続けます。

ですから、湿度が多いときは水分を吸収し、乾燥すると内部の水分を放出します。


*高い強度


伐採後に十分乾燥させた木材は、時間が経つごとにさらに乾燥が進み強度が増していきます。

木造の重要文化財が何千年も前から形をそのままに残り続けていることを見ても、その強度は納得していただけるでしょう。


*シックハウス症候群を防ぐ


シックハウス症候群という言葉をご存知でしょうか。

建材に使用されている粘着剤や塗料に含まれる化学物質が原因で、体調不良が引き起こされる症状を指します。

無垢材の場合は、シックハウス症候群の原因となる化学物質を使用していませんので、そのような症状は発生しません。


□無垢材のデメリット


無垢材には様々なメリットが存在しますが、一方でデメリットもあります。


*変形する


合成建材と異なり無垢材は生きていますので、乾燥により曲がったり割れたりすることがあります。

極端な被害は少なくなってはいますが、無垢材を導入する場合は、熟練の職人に取り扱ってもらうことが無難です。


*傷やシミが付きやすい


無垢材のフローリングは傷やシミが付きやすいです。

フロアーコーティングをすれば強度が向上し、汚れも付きにくくなりますが、合成建材と比べると鋭利なものや重いものを置いたときに影響は大きく表れてしまいます。


□最後に


以上が、無垢材のメリットとデメリットのご紹介になります。

無垢材は無加工だからこそ、正しい扱い方をしなければならないという難しさもありますが、それに見合うだけのメリットを兼ね備えています。


木造の住宅を考えている場合は機能性の面、デザイン性の面どちらからも無垢材はお勧めできます。

是非一度ご検討ください。