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2018.07.18
家を建てる方必見!樹脂サッシLow-eペアガラスの特徴とは
新しい家を建てるとき、できるだけ省エネが実現できるようにしたいと考える人もいるでしょう。
高気密高断熱を実現することで省エネを目指すことが可能ですが、壁の断熱性を高めただけでは十分とはいえず、大切になってくるのは窓やサッシ戸であることをご存知でしょうか。
樹脂サッシLow-eペアガラスは全国的に導入されており、建物を優れた構造にするために役立つ特徴が備わっています。
熱損失の割合が多いガラス窓は、外気の温度の影響を室内に伝えやすいのが問題で、夏に室内温度を高め、冬には寒くしてしまいます。
ペアガラスは2枚で1組の構造になっていることが特徴で、ガラスとガラスの間に空気層ができることで熱の伝わり方を変えてくれる構造です。
さらに樹脂サッシLow-eペアガラスは、一般的なペアガラスと違って高断熱のLow-E膜が使われており、夏は約2℃涼しくなり冬は約3℃も室内を暖かくすることが可能です。
断熱効果が高く冷暖房費用の節約をすることができますから、樹脂サッシLow-eペアガラスを導入すれば省エネにつながります。外気の影響を受けにくくなるため結露になりにくい特徴もあって、冬場に暖房を使用しても窓に水滴がついて濡れるということがなくなり、夏場に梅雨や湿度が高くなった時に結露によるカビを防ぐことにもつながります。
熱を通さないだけでなく、紫外線のカットにも役立つため肌が弱い人、家具や壁、床などの日焼けをできる限り抑えたい場合は樹脂サッシLow-eペアガラスを導入したほうがよいでしょう。
2枚のガラスの間に空気層がある構造は遮音性にも優れていて、窓から入ってくる外の騒音を軽減できますし、室内の音を外に漏らしにくくします。防音対策としても使える窓ですから、遮音性をより高めたいときに便利です。
樹脂サッシLow-eペアガラスはタイプが2種類あって、太陽の光は通す高断熱タイプと日差しを約50%以上カットできる遮熱高断熱タイプです。
どちらも外気を遮断できる性能に変わりはありませんが、冬に寒い地域は太陽の光は通すタイプがよいですし、夏になると強い日差しが降り注ぐ南方にある地域では日差しをカットできるタイプを選ぶとよいでしょう。
住んでいる地域の気候や環境も踏まえたうえで、導入するタイプを選ぶようにすればより快適な住環境を作り出すことができます。家を建てるときには、窓ガラスにもこだわるようにすれば省エネを実現させた上にいろんなメリットも得られるので、じっくり検討して決めるとよいです。
快適な暮らしのために建材の特徴を踏まえておくと、家を建てる際の参考にもなります。