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2018.06.29
絶対に失敗しない注文住宅の選び方とは?
内装の循環経路を考慮する事が注文住宅の選び方で最も失敗しない方法で、特にキッチンとダイニングを結ぶ通路は最も危険性が潜む通路です。
理想の選び方はキッチンの両隅からダイニングに行ける通路を確保してある形状で、上からの見取り図がシンクを挟んで8の字になっているタイプをお勧めします。
さらに同じ理由でトイレや洗面台等の頻繁に利用するライフライン設備の配置も重要で、内装の外周に通路を作り一定間隔毎に設備を一つずつ追加しておくと歩行中の衝突を防げます。
中でも洗濯機を置く場所は通勤準備する時間等で混雑しやすいので特に考慮が必要です。
近年の注文住宅ではソーラーシステムで自家発電するタイプが主流になっていますが、失敗しないためには自分の経済状態と相談した上で決める必要があります。
大規模なソーラー設備ならばそれだけ多くの電力を賄えますが、同時に必要な初期費用も肥大化する傾向があります。
ローンで購入すると仮定しても短期間で返済できる規模にして、ソーラーパネルで黒字になる時期を早めに体感できるようにしてください。
また土地によっては太陽の見える位置も考慮する必要があり、発電量に限りがあるケースもあるので吟味した上で購入を決断しましょう。
人が住む上で暖房やエアコン等の空調設備は欠かす事ができませんが、注文住宅の形状によって設備の選び方も工夫しなければなりません。
例えば吹き抜け天井をリビングや応接間等の広い間取りに取り入れた場合、それだけ空間が広いので出力の高い空調設備が必要になります。
そのためライフラインの利用費が前の家よりも肥大化する可能性が高くなるので、内装の拘りは空調設備で合わせて考えましょう。
建設地域には複数のハウスメーカーが争う様にして注文住宅を建設しており、それぞれが別々の見積もりを行っています。
そのため可能な限り複数社が提供しているモデルハウスを見学して、一緒の住人が複数の時は全員に相談した上で決める方法がお勧めです。
特に仕事を自宅でする方は、一般住居よりも収納やトイレの場所や応接間の広さが重要になってくるため、必ず自身でモデルルームを見学した上で購入しましょう。
実際の注文住宅が決まると建築士が具体的なデザインを書き起こしますが、失敗しないためには連絡を頻繁に行う事です。
これは生活環境の使いやすさは人によって違い、建築士が使いやすいと思う内装構成でも自身は使いにくいと感じる事が多いからです。
なので可能であれば現在住んでいる住宅を依頼する建築士に見学してもらい、生活環境の改善点からデザインや必要な施設の選び方を検討すると、快適な生活空間を構築しやすくなります。