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2019.02.17
注文住宅をする際には無垢フローリングを!特徴をお伝えします!
注文住宅を検討されている方で、床材に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
床材で悩みを抱えていらっしゃる方の中でも、
「無垢フローリングってどうだろうか?」
と疑問をお持ちの方に向けて、今回は無垢フローリングのメリットとデメリットについてお伝えします。
□無垢フローリングのメリット
*調湿作用がある
日本の夏は高温多湿です。
おそらく多くの方が毎年その湿気の多さに不快感を抱えているのではないでしょうか。
自然素材である無垢材は、複合フローリングにはない調湿作用があります。
部屋の湿度によって空気中の水分を吸収・放出しある程度一定に保つように作用します。
天然の調湿機と言えるのではないでしょうか。
*熱伝導率が低い
冬の朝に足先がフローロングに触れた際、伝わったひんやりとした感覚にハッとしたことはありませんか?
冬に気温が低くなると床が冷たくなりやすいので、素足では肌寒く感じますよね。
無垢フローリングであれば、熱伝導率が低いため素足でも体温が奪われにくく、より暖かく感じられます。
そのため冬でも心地よさを感じられるでしょう。
*癒し効果がある
森林浴を行なった際、心が落ち着きリフレッシュできた経験はありませんか?
これは森の木が発するフィトンチッドと呼ばれる化学物質の効果だと言われています。
このフィトンチッドは木材の本来持つ香りに含まれているため、無垢フローリングでも同様の効果が得られます。
また、その香りは不快なニオイを消臭・脱臭してくれる働きもあります。
*経年変化による深みがある
天然の木材を使うため、時間が立つにつれて木材の表情が変化します。
時間の経過とともに深みを増していき、見る目を楽しませてくれるでしょう。
□無垢フローリングのデメリット
*傷がつきやすい
無垢フローロングは天然素材であり柔らかい素材が多いので、角の尖った物やあまりに重たいものを落としてしまうと、傷がついたりへこんでしまったりします。
フローリングの全面を薄く削ることで、新品のように修復もできます。
*膨張と収縮が起こりやすい
木は水分を吸収・放出することで膨張や収縮を起こします。
これによってフローリングに隙間や反りが生じてしまうことがあります。
しかし、これらは施工前にあらかじめ行える対処法があります。
その対処とは、フローリングに用いる材木を選ぶ際に含水率が12%以下のものを選び、実際に貼る部屋に数日間置くことで、実際の環境に材木を適応させることです。
そうすることで反りによるトラブルの発生の可能性を低めることができます。
*掃除がしにくい
無垢フローリングは天然素材であり水に弱い素材が多いので、安易に水に晒すことができないので、水を使って汚れを取るのが大変です。
しかし、無垢材に塗装を行うことで汚れにくく、傷やシミをつきにくくすることができます。
□まとめ
今回は無垢フローリングのメリットとデメリットをお伝えしてきました。
無垢フローリングにデメリットは存在しますが、正しい対処法を取れば解決することができます。
調湿作用や癒し効果を含めた多数のメリットが存在する無垢フローリングをぜひ採用して、快適な暮らしを実現させてください。