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2018.10.29
漆喰はシックハウス症候群を未然に防ぐ?漆喰の特徴をご紹介
注文住宅を検討されている方の中には、昔ながらの漆喰壁を検討している方も多いのではないでしょうか?
漆喰壁は、江戸時代から多く用いられている仕様で、蔵の壁に多く用いられていました。
日本建築の中でも非常に大切な存在である漆喰壁。
今回は、その漆喰壁にどのような特徴があるのかをご紹介します。
□漆喰壁の5つの特徴
漆喰壁にはどのような特徴があるのでしょうか?
漆喰壁の特徴を5つほどご紹介していきます。
*化学物質を吸着・分解してくれる
漆喰壁の大きな特徴として、健康面で優れているという点が挙げられます。
実は最近の研究結果で、人体に有害な揮発性の化学物質を吸着し、分解してくれる効果があることが判明し、健康面での活躍が期待されています。
アレルギーがあるという方も安心できますね。
*調湿機能を実現できる
漆喰壁は昔から蔵の壁として用いられてきました。
これは、漆喰壁に備わっている高い調湿機能が由来しています。
大切なモノを保管していく上で、ジメジメと湿った空間では、カビが発生してしまわないか心配ですよね。
住宅の内壁に漆喰壁を使用することで、カビや結露の未然に防いでくれる高い調湿機能を実現できます。
*住宅内の嫌な臭いをとってくれる
高い調湿機能があるように、漆喰壁は呼吸をする壁とも呼ばれています。
住宅内の嫌なにおいを吸収して、臭いをなくしてくれる機能があります。
普段の生活でも嬉しい機能ですが、部屋干しを頻繁にするという方にとっても嬉しい機能ですね。
*耐熱性に優れている
漆喰の主成分は燃えにくい素材です。
そのため、漆喰壁は優れた耐熱性を備えています。
大切な家財を火災から守る上で、漆喰壁は非常に効果的です。
*デザインの自由度が高い
漆喰壁は、漆喰の塗り方によって表面の質感を自由にアレンジできるので、デザインの自由度が非常に高くなっています。
綺麗に施工してツルツルと光沢が出るような壁にしたり、荒くしてゴツゴツとした質感にしたり、好みに合わせてアレンジすることが可能です。
ただし、ツルツルとした光沢が出るように施工するためには、熟練の技術が必要になります。
そのため、光沢のある漆喰壁を希望する場合は、熟練した職人さんに依頼すると安心です。
□最後に
今回は、漆喰壁にどのような特徴があるのかをご紹介しました。
長年使用され続けたのには、それ相応の理由があります。
もし注文住宅を検討されている場合は、漆喰壁の利用も検討してみてはいかがでしょうか?