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2018.10.17
シックハウス症候群が心配な方にもおすすめ!漆喰壁の特徴とは
新居を建てる時、いくつか不安なこともあるでしょう。
一生に一度の大きな買い物なので、これは当然だと思います。
よく不安要素として挙げられるものには、シックハウス症候群、引っ越し、隣人トラブルなどがあります。
今回は、その中の1つであるシックハウス症候群の対策にもなる、漆喰壁について紹介します。
これを読むことで少しでも新居への不安が減りましたら幸いです。
□漆喰壁とは
*はじめに
漆喰とは、壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウムを主成分とした不燃性、強アルカリ性、無機質という特徴をもつ建材です。
漆喰壁は、この漆喰を使用した壁ということになります。
漆喰は今から5000年ほど前から使用されていることがわかっている、歴史的に見ても非常に長い間使用されている建材で、世界遺産などにも使用されています。
□なぜ漆喰壁がシックハウス症候群の対策となるのか
*漆喰壁はシックハウス症候群対策になる理由
そもそもシックハウス症候群が起こる原因は、建材に含まれる化学物質にあります。
具体的には、建築用の壁紙、接着剤、ワックス、塗料などに含まれるホルムアルデヒド、キシレン、パラジクロロベンゼン、スチレン等の化学物質が人間の目、喉、鼻などを刺激することで起こると言われています。
漆喰壁の場合、原料は全て無機質のものが使用されています。
そのため化学物質によって目、喉、鼻が刺激されるということはありません。
また漆喰には優れた吸・放温性能があり、シックハウス症候群の原因となる物質を吸着するため、シックハウス症候群の対策となります。
□漆喰壁の特徴
実は漆喰壁には、シックハウス症候群対策になるということ以外にもさまざまな特徴があります。
*殺菌効果
漆喰は強アルカリ性であるため、細菌やカビが発生しにくいです。
漆喰を使用することで空気を浄化してくれる、まるで空気清浄機かのような壁となります。
*防火対策
漆喰は燃えにくい性質から防火対策として室内に塗られるようになったのが始まりです。
そのため非常に防火性に優れています。
*さまざまなデザイン
漆喰壁はパターンや色によってさまざまなデザインを施すことができます。
洋風から和風まで多様なデザインをすることができるというのも特徴の1つです。
□さいごに
漆喰壁はシックハウス症候群の対策となるとともに、ほかにも漆喰壁を使用することでさまざまなメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
一生に一度の大きな買い物ですから、素材を選んで賢く家を建てましょう。
漆喰壁にしてみようと考えている方は是非参考にして見てください。